温泉の成分総計と温泉の素(2007年06月16)

温泉の成分総計と温泉の素

世の中、温泉の素が氾濫している。100円ショップでも購入が可能で、実際の効果はどうなんだろうか。
ここでは、温泉に含まれる成分総計と温泉の素の関係について考えてみた。

温泉分析書には必ず源泉の成分総計が記載されている。
成分総計とは、源泉1キログラム中に含まれる成分の総計である。単位はミリグラムで表現。
例えば、泉佐野市犬鳴山温泉の源泉である犬鳴1号の温泉分析書をみると、成分総計は1395ミリグラム。
これを家庭の浴槽(200リットル)で温泉の素(25グラム)を入れた場合で換算してみよう。
その換算方法は、
源泉成分総計(グラム)×家庭浴槽200キログラム(200リットル)÷温泉の素25グラム=温泉の素(何袋分)
となる。
ただし、1000ミリグラム=1グラム、1リットル=1キログラム。

つまり、「源泉成分総計(グラム)×8=温泉の元(何袋分)」となる。

犬鳴1号の源泉は、1.395×8=11.16袋。

しかし、これは源泉に対する計算であって、加水が行われている場合は、当然成分は薄れるので、源泉のような訳にはいかない。

とはいえ、源泉に水道水を加水しすぎると、水道代が高くつくので、犬鳴山温泉は、URAの計算では、温泉の素5袋分が浴室に入っている計算となる。

(大阪観光大学温泉愛好会事務キョクチョウ)
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by spalove | 2007-06-16 14:35 | メッセージ


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