台湾温泉ツアー(2010年04月22日)

台湾温泉ツアー(2010年04月15日~19日)

台湾苗栗県の泰安温泉の錦水温泉飯店(経営は徐享鑫・台湾温泉観光協会理事長)で開催された「2010世界温泉トップフォーラム」に、日本代表として、2010年04月15日から19日まで出かけた。
台湾は今回で4回目の訪問。1回目が1978年12月、2回目が1987年12月、3回目が2008年11月となる。台北は1987年以来3回目となった。

(1)2010年04月15日(木):移動日、泰安温泉、講座
CX0565便で、関空から台北へ。11時20分発、13時10分(日本時間14時10分)着の便である。時差は1時間。
当方は、JTBからチケットを航空運賃78,500円+空港税等8,770円で購入したが、隣の席のオバちゃんは、4.8万円とのこと。諸行無常を感じた。もう一つ、CXはスターアライアンスではなく、ワン ワールドのグループで、ANAのマイレージをつけ損ねた。本当に損した感じ。
関空の免税店では、ブルガリを訪問した。URAゼミのOGで、中国人の呉さんが働いているからだ。ちょうど店長代理の方もいて、呉さんの勤務態度をほめられた。そこで、高価なものを買わされた。2割引ということで…。
14時頃、お迎えの車で桃園国際空港を出発。雨だ。高速を飛ばして、15時40分苗栗県泰安温泉の錦水温泉飯店に到着。スパレデイの楊麗芳さんのお迎えがあった。楊さんは台湾の有名な温泉ライターで、日本語、英語を話す女傑である。
すぐに、5階の会場へ。一番前の席に座らされた。発表が行われていた。会場の出席者は100人程度だと思った。日本人は当方と温泉ライターの2人だけ。開会式は、04月14日の夕方だったが、最初の教授会のため、出席を断念した。14日の歓迎会では、県知事も出席し、温泉ライターの方が、日本代表で挨拶をされたとのこと。
18時30分から晩餐会。色んな料理が登場し、お腹いっぱいとなった。席上、20人程度の方と名刺交換を行った。特に北京の関係者は5人と名刺交換をした。GWに行くつもりなので…。しかし、言葉が問題だと思った。
21時からホテルの展望露天風呂に入った。家族風呂。泉質は、旧重曹泉とのこと。家族風呂は2人からだが、当方は1人でもOKで、一番広い部屋に入った。
23時就寝。部屋は中上の部屋だった。スリッパはあっても、寝巻きはない。

(2)2010年04月16日(金):泰安温泉、講座
08時起床。バイキングの朝食。おかゆと味噌汁があった。ありがたい。会議は09時30分開始でのんびり。当初、15日の発表だったが、16日に変更してもらい、無事「日本温泉旅館の経営戦略」の話しが出来た。しかし、当方は、10時50分からの発表だったが、前の方が伸びて、結局、スタートは、11時30分となった。あまりにもひどいぞ。持ち時間は70分だが、昼飯もあって、時間短縮を考えた。結局、発表は50分程度、質問を10分程度とした。スライド1枚ごとに通訳が入ることにした。同時通訳の方が良いと思ったが、会場で話しをして決めた。したがって、時間不足となった。質問は2つ。簡単な質問で忘れてしまった。世界からはドイツ、ルーマニア、イタリア、ハンガリー、中国、そして地元の台湾からの専門家の出席があった。発表時間は質問を含めて70分だが、いずれの発表者も時間を20分近くオーバーした。
昼飯後、14時15分からシンポジウム。15時30分まで。当方に質問が集中した。地球温暖化は、温泉に影響はないのか、日本人を台湾の温泉に呼ぶには、などである。
16時から泰安温泉のツアー。中国人グループは、ご帰還となった。最初は、泰安観止温泉会館。98年4月1日に開業した新しい温泉ホテルである。部屋数は66。標準料金は、B&Bで、1ルームは4600元(1元は3.3円)。台中でモテル、台南でもホテル経営するチェーンホテルである。スタッフは17人とのこと。付帯施設として、内湯、プール、露天風呂(水着着用)などがあった。サービスとして、柚子茶があった。名物らしい。外客は、香港、シンガポールなどで、日本人は20~30人程度とのこと。
17時30分にツアーは終わったが、無理を言って、一番奥に位置する警光山荘の見学を行った。外湯兼宿泊施設である。外湯は100元で、警察関係者は50元とのこと。警光山荘は、警察が源泉に一番近いと所に作った施設で、戦前からある歴史的な温泉施設である。徐さんの話では、台湾全体で18ヵ所あるとのことだが、別の情報では9ヵ所らしい。源泉は自然湧出で、60℃程度、浴槽は42℃らしい。のぞくと男性浴室は2人入浴中で、写真を撮った。日本語の分かる人もいた。しかし、時間の関係で入浴できず。欧州人は入浴に興味がないみたい。18時30分ホテル着。
夕飯は客家(はっか)料理で、徐さんが客家の出とのこと。したがって、こだわりがあるみたいだ。席は、徐さんの奥さん、息子(26歳)と一緒になった。お土産として、ご子息にアサヒ芸能を差し上げたが、とても恥ずかしそうだった。彼は独身とのこと。英語がペラペラで、日本語は単語100位OKらしい。
21時、展望露天風呂に入って、就寝。

(3)2010年04月18日(土):北投温泉、烏来温泉
3日目は、09時36分発で、台湾北部の温泉ツアーとなった。徐さんがガイドで、車中色々と説明があった。
近くに、イチゴの産地があるとか、12月には、ドイツ式の温泉施設が完成するなど。泰安温泉は汶水渓に沿った温泉地で、日本の黒川温泉を彷彿させた。
徐さんのホテルは2003年10月23日開業で、設備投資額は10億円、温泉は地下450mから湧くとのこと。海抜は500mで、シンボルの山は虎山と鳥嘴山。
ホテルの年商は3億円程度、スタッフは45人、部屋数は83ルームで、家族対応で、フォースも用意されている。温泉水は、2万年前の水とか。標準の宿泊料金はB&Bで、1部屋(2人)は3,600元、週末は5,000元とのこと。
ちなみに、フロントスタッフの給料は、2.6万元(食事、宿舎付き)で、政府の基本賃金は2.3万元とか。
浴槽には塩素を投入し、安全管理を徹底している。政府の方針で、浴槽は4ppm、プールは7ppmらしい。チェックは月に2回あって、3度違反するとクローズとのこと。厳しい規制である。
11時36分、北投温泉の水美温泉会館到着。老板(理事長)は、台湾市温泉発展協会の理事長で、美系の方だった。開業は7年目で、前は北投大飯店とのこと。買収かどうかは不明。通訳はやはり美系の邱さん。24歳とのこと。歓迎の昼食は接待料理でお腹いっぱいとなった。
14時30分から温泉集落の見学。北投公園、図書館、温泉博物館、露天風呂、地熱谷、加賀屋(工事中)、瀧乃湯(銭湯)などを見学した。地熱谷は強い硫黄の匂いがした。
瀧乃湯の右隣であ、加賀屋が建設中だった。2010年11月開業の予定。ビルはほぼ完成で、内装の準備をしていた。
16時30分、46キロ先の烏来温泉へ。ここは1978年以来である。渓谷の温泉をイメージしたが、温泉集落もあった。台湾では人気の秘湯系の温泉らしい。17時45分、滝の目の前にある烏来那魯湾温泉渡假飯店着。18時30分から夕食。その前にホテルの周辺を見学した。しかし、温泉集落には行けず。情人(恋人)通路を歩いてみた。夕食は接待で、烏来観光発展協会の高理事長、さらには弟の高教授(国立体育大学)も夫婦で出席した。
21時から温泉入浴。客室に付帯する温泉施設で、かけ流しであった。

(4)2010年04月18日(日):烏来温泉、礁渓温泉、陽明山温泉、金山
07時30分、朝食。08時スタート。車で10分の巨龍山荘の大浴場に入湯した。高理事長が関係するホテルである。入浴時間は08時から01時まで。ロングランである。1人は300元と高い。3人入浴中だったが、隙をみて浴槽を1枚撮影した。
フロントの女性に「漂亮」(綺麗)と言ったら、スモモとお茶のサービスがあった。ごちそうさま。お礼に商売道具の4色のボールペンを差し上げた。
09時15分、ホテル発。今度は東海岸の礁渓温泉へ。ここは初めて。トンネルの開通で、時間が短縮し、人気がアップしたとのこと。ちなみに、2006年6月の開通で、高速道路のトンネルとしてアジア最長らしい。名前は雪山トンネル(全長12.9km)。
10時35分、老爺大酒店(ロイヤルホテル)到着。5年前に開業。198部屋で、1ルームは300米ドル(B&B)。スタッフは310人。源泉は58℃、湧出量は250g/m、PH6.8とのこと。2004年4月30日の分析である。阿岸博士の分析とのこと。
オーナーは建設会社(林会長。75歳)で、ホテルは5件経営。温泉ホテルは、知本温泉でも経営とのこと。付近は温泉熱を利用したネギ、トマトの栽培、スッポンの養殖などが行われている。
館内の案内の最中、大浴場と露天風呂(裸湯)に入湯。撮影中、スタッフから注意されたが、名刺をみせて解決。
12時20分から昼飯。場所は、郊外の全家福。海鮮料理の店だ。13時40分発、14時30分に台北の兄弟大飯店に到着。台北の宿泊場所である。到着して問題が発生。アイスランドの火山爆発で、ルーマニアの先生が飛行機に乗れず、台湾ステイとなった。その手配で時間を浪費した。その後、部屋で休息。
16時45分、陽明山へ。ツアーとなった。金曜日の夕食の際、レストランを経営する老板から、時間があれば、陽明山へ連れて行くといわれ、ガイドを兼ねたスパレデイの楊さんにお願いして、連絡をしてもらい、ツアーとなった。イタリアの先生、楊さんを含めて4人ツアーとなった。彼はタイレストランを経営し、北京でも、レストランを開業するらしい。場所は王府井。
行き先は、陽明山天籟温泉會館。山をドライブして、18時頃到着。ホテル見学を行った。期待した入浴はない。残念…。
19時頃、ホテルを出発。途中、19時30分、金山の商店街を見学。日曜日のため、店終いは早い。夕飯は海鮮料理。ご馳走になった。
21時30分に食堂を出て、一路台北へ。1時間ほどで兄弟大飯店に着いた。

(5)2010年04月19日(月):散髪、北投温泉
08時30分から朝飯。バイキングで、おかゆと味噌汁が美味しい。フロントで床屋を聞いた。日本語が通じるので、楽だ。「近所で、安い散髪屋はないか。美人床屋は不用」。結局、徒歩5分程度のところに散髪屋があった。09時30分から10時15分まで。カット&黒染で600元だった。その後、迷って、結局、北投温泉へ。MRT(地下鉄・モノレール)を利用し、50分ほどかかって、11時30分、新北投温泉駅到着。交通費は40元。トークン形式だった。これからが忙しい。急いで瀧乃湯に入湯。3分のみ。入浴料金は90元。5人ほど入浴中で、さすがカラスの行水では…。
12時発に乗車。ホテルの最寄駅の南京東駅に12時45分に到着。空港へのリムジンバスは13時発なので、急いだ。12時55分、ホテルのリムジンバスの受付に行くと、少し待て、といわれる。その間、買物をした。ブタのジャーキーである。198元×5袋=990元。牛は辛く、ブタは甘いとか…。
今回は、出発時、関空で1万円を両替し、3,000元が手もとにあったが、結局1,000元残しとなった。チップは荷物運び50元だったので、3回分消費した。
13時45分、桃園国際空港第1ターミナル到着。早速チェックイン。スーツケースは25.7キロだった。中身はMWで、10本も入れていた。ホテルの備え付けの水である。あとは、温泉観光発展協会などで頂いたお土産など…。
CX0564便は、16時テイクオフ、19時(日本時間)関西国際空港にランディング。20時40分には宿舎に着いた。

ところで、大学案内を持参したが、フォーラムに参加した学生10人に手渡してしまい、温泉関係者に渡すことが出来なかった。会場では、記念撮影三昧で、美系の学生などと記念撮影を行った。温泉関係者には、黒川温泉のロングタオルやURA自作の温泉ロングタオル(人生60年記念)を手渡すことが出来た。
今後の予定として、大阪観光大学で開催している「温泉観光実践士講座」を台湾の温泉地で行うことになった。早ければ、2010年9月、遅くても、2011年3月の開講の予定である。場所は2ヵ所で、最初は泰安温泉の錦水温泉飯店、3回目は北投温泉の水美温泉會での開催を予定。受講料は無料で行い、受講生には認定証を授与することになった。旅程は3泊4日。費用は飛行機が各自(個人負担)、現地滞在費は台湾側で、講師の謝礼はない。
そして、北京の温泉関係者とは親しく情報交換を行い、GWに当方が調査に行くことを確約した。言葉が問題だが、何とかなると思う。

(2010年04月20日付の「URA浮世舟」のブログを一部修正して掲載)
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by spalove | 2010-04-22 21:58 | ニュース


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